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準惑星「エリス」とは?冥王星と大きさ&質量と比較!

準惑星 エリス

今回ご紹介するのは、準惑星の「エリス」です。

あまり知られていませんが、エリスは天文学の常識を大きく変えた天体なのです。

では、準惑星エリスが変えた常識とは何か?

パラバース博士

今回は、準惑星「エリス」特徴&詳細を徹底解説します。

目次

準惑星「エリス」とは?特徴を解説

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「エリス」

エリスは太陽の周りを回る「準惑星」の1つです。

冥王星より太陽から離れているので、平均温度は-217 〜-243 ℃と極寒の世界です。

大きさや質量(冥王星と比較)

左上が月・左下がエリス ワイアットマーズ-自作
出典:ウィキペディア
天体直径
エリス2,326 km
冥王星2,370 km
地球12,742 km
3,474km
天体質量
エリス1.7×1022kg
冥王星1.3 × 1022 kg
地球5.9742 × 1024 kg
7.36 × 1022 kg

大気や成分

表面はメタンの氷で覆われていて、エリスの構造は冥王星に似ていると考えられています。

大気はほぼ皆無ですが、太陽接近時、表面のメタンが昇華して希薄なメタンの大気を形成します。

公転軌道

エリスの公転軌道は大きく歪んだ楕円形であり、太陽に最も近づく近日点で57.6億km、太陽から最も離れる遠日点で145.8億 kmにもなります。

さらに、8つの惑星は太陽からほぼ水平に並んでいるのに対して、エリスは軌道が44℃も傾いています。

エリスの衛星

エリスには「ディスノミア」と言う衛星が存在します。

ディスノミアの直径は、600〜800kmほどです。

エリスは幻の「10番目の惑星」だった?

準惑星エリスの想像図
出典:ESO/L. CalçadaとNick Risinger

エリスは発見当初、太陽系「10番目の惑星」と言われていました。

しかし、エリスと似た大きさ&質量のある天体が今後も発見される可能性があるため、いったん惑星に分類しない事になりました。

エリスや冥王星など、直径&質量の小さい「微妙な天体」に対して、新たな枠組みを作るべきとの意見が強まりました。

そして、2006年に準惑星と言う新たな枠組みが作られ、エリスは「準惑星」に分類されたのです。

さらに、これまでエリスに大きさ&質量が酷似していた「冥王星」も、惑星の枠組みから外れ準惑星に分類される事になったのです。

エリスの発見で「準惑星」が誕生した

パラバース博士

準惑星の枠組みは、エリスの発見によって誕生したと言って良いでしょう。

なるほど、エリスは宇宙の歴史を変えた存在なんですね。

まとめ

パラバース博士

準惑星「エリス」は、探査機が訪れた事のない天体であるため、分からない事が沢山あります。

パラバース博士

2032年〜2044年頃、太陽系外縁天体を探査する計画があるので、ぜひ探査に期待しましょう。

ちょっと先だけど、探査結果楽しみにしてます!

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